No118

面会、クラブ・イベントの中止でご迷惑をおかけしています。
この1ヶ月で新型コロナウィルスが世界を巻き込み
「パンデミック」などの言葉が行き交うなんて想像が
つきませんでした。
学校が一斉休校するのも初めての経験です。
今が一番大変な時なのか?
良い方向に向かっているのか?
これから更に悪化していくのか?
先行きがわからないことに不安が募ります。

施設は静かで普段通りの生活ができています。
ご家族様で届け物やお手紙を
もってきて頂いている方もいますが
面会せずお帰りになる姿に
一日も早い終息を祈るばかりです。

今年は桜の開花も早いのですが
花見の外出は自粛です。
幸にも施設周りの桜の木が大きく育っています。
のんびり、散歩しながらの花見をしようと思っています。
いつもの「桜カフェ」もできそうにありませんが
フロアーでの小さな楽しみをスタッフは考えてくれると思います。

4月からは新年度が始まります。
オープン10周年を迎える節目の年で
入居様の笑顔とご家族様に安心して頂くことを
目指してきましたが
この思いはこれからもかわることはありません。
みなさんにお会いすることを楽しみにしています。

令和2年3月18日 施設長 大塚

No117

2月1日中川部屋の力士が来て「福まき」をして頂きました。
来訪されたのは旭勇幸さんと
川崎出身の入門まもない木山さんの2名です。
スタッフと3回の対戦でまさかの金星が1回ありました。
超本気でぶつかったスタッフに力士の負けがつきました。
もちろん手加減を加えた力士の神対応によるものでしたが
入居者様は拍手喝采でした。
「福はーうち、福はーうち」大きな声が響きました。

新型コロナウィルスで
未だ下船ができないダイヤモンドプリンセス号に
乗船されているみなさんが気がかりです。
対応には賛否両論がありますが、同じ空間の中で生活している
ことは施設も同じです。
高齢者の方や疾患を抱えていることも多くいらっしゃることを考えると
言いたくても言えないこともたくさんあると思います。
オープン間もない頃感染症が発症し、やむを得なく面会を中止にした際
一部のご家族様から大変なお叱りを受け落ち込んでしまったことや
ご家族様からの励ましや労いの言葉にどんなに救われ
どんなに支えられたことか思い出されます。
ドラッグストアの空っぽになったマスクの棚を見ながら
他人を思いやる一人ひとりの小さな協力が必要なのだと思います。

知らない間に身近での広がりも見せ始めていますので
風邪症状のある方の面会は控えて頂くこと、面会時はなるべくマスクの着用
面会前後の手洗いをお願いします。
施設のマスクもスタッフ用の確保だけでも不安を抱えていますので
自宅からご持参して下さい。

今年は桜の開花が早いと聞きました。
みんな笑顔で春を迎えるためのご協力をお願いします。

令和2年2月18日 施設長 大塚

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